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ペンダントの仕上げ [リフォーム]

昨日埋没した物が固まったので今日は仕上げまで一気に作業を進めます。

埋没した鋳造リングを電気炉に入れて半日ほど加熱します。900度の温度まで一気にあげず、徐々に温度を上げていきます。なぜかというと埋没したワックスを溶かして湯口から流れ出させペンダントの形の空洞を作るわけですが、一気に温度を上げるとワックスが沸騰して埋没材とワックスの密着していた表面が荒れて鋳肌が汚くなるからです。ワックスを沸騰させずにゆっくりと溶かしていきます。900度の温度まで上げてから2時間ぐらい保持してワックスを完全に焼却させます。

完全に焼却した鋳造リングを鋳造機にセットします。地金が溶けて鋳造するタイミングがけっこう難しいものです。

鋳造して表面に付着した埋没材を完全に除去するとキレイなプラチナのペンダントの形が出来ました。後はチェーンを通す金具と石を留めるための爪を溶接して仕上げます。

PT900 3.5g

キレイに石も留まって出来上がりです。


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