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手作り感のある自然な仕上げの結婚指輪が増えています [彫金作業]

以前は結婚指輪に使う貴金属素材としてはプラチナが主流でした。

3~4年くらい前からゴールド系の素材を使った結婚指輪の注文が増えてきています。

なぜゴールドが増えてきたのか詳しい理由はわかりませんが、時代は回るというように流行などはどんどん移り変わっていき現在はゴールドが目新しくなり増えたのではないでしょうか?


かなり古い話ですが、昔のバブルの時代はゴールドが主流で派手なものほど好まれていたためゴールドのピカピカに光った出来るだけ一目を引くデザインが人気だったようです。


現在のゴールドの流行はバブル時代のゴールドとは違って光らせずにその色合いを楽しむ風潮のようです。

つや消しにしてデザインをレトロな昔風のデザインにして古美術品のような芸術的な結婚指輪デザインが増えてきたようです。


当店でもプラチナよりもゴールドの需要が増えてきておりますが、昨今ゴールドはかなり相場が値上がりをしており高価になっています。


バブル期に流行ったといっても当時は1g=1000円程度でしたが2020年6月現在は1g=6700円です。

なんと6倍以上の値上がりなのです!


過去に比べると景気は下がってきて高価なものが売れなくなっていますが、本当にゴールド結婚指輪の需要は増えているのでしょうか?


でも実際にゴールド結婚指輪が人気になっているのです!

どのような形で人気になっているのかというとバブル期のような幅の広い目立つものではなくて細身でシンプルなデザインになっています。細身で幅2mmから太くても2.5mmぐらいまでのものなので値段は安くなります。このような形で金相場は高くても、重くならないようなデザインに進化?して人気が出ています。


当店でもゴールド系の結婚指輪の注文が増えており製作しております。

ただ細身で安くするだけでなくデザインは派手にならないようなアンティーク調です。

イエローゴールドの結婚指輪を鋳造しました!

イエローゴールド結婚指輪の鋳造


イエローゴールドの鋳造直後なので表面はつやが無くマットな状態です。これを磨けばピカピカにすることが出来るのですが、今の流行は磨かずにこのつや消しの状態をある程度維持した仕上げが多く注文いただいています。

指輪の表面が凸凹しているのがわかると思いますが、凸凹を活かした仕上げにする予定です。

もう一つピンクゴールドの鋳造直後のものがあるのでご覧いただきたいと思います。


ピンクゴールド結婚指輪の鋳造


こちらは3種類仕上げの違うデザインで、表面の凸凹ぐあいがそれぞれ違うのがお分かりでしょうか?

左からかなり凸凹になったものと大小いびつな面が連なったもの、一番右はヤスリで削ったような跡がそのまま残ったデザインです。


表面のテクスチャーがそれぞれ違うので仕上げもテクスチャーによって変えて仕上げをします。


このように細身でシンプルですが表面が凸凹してていびつなデザインが多いです。

また仕上がりましたらご紹介します[わーい(嬉しい顔)]

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